江戸紫
日本の配色事典

江戸紫 (えどむらさき)
Edomurasaki


HEX #62487B
RGB RGB(98, 72, 123)
HSL HSL(271, 26%, 38%)
色合い こい青みの紫
マンセル値 3P 3.5/7
CMYK CMYK(20, 41, 0, 52)
PCCS記号 dp-bP

江戸紫は、JIS色彩規格に規定されている慣用色名のひとつで、こい青みの紫と定義されています。

江戸紫は、江戸時代に流行したこい青みの紫色です。「紫」や「古代紫」に比べて青みが強いのが特徴で、と蘇芳による蘇芳染の色に由来します。従来の紫染めの原料である紫根(ムラサキソウの根)に対して、藍や蘇芳ははるかに安価であったため、庶民でも手にすることができたようです。"紫紺染に似せた紫"という意味で、「にせむらさき(似紫・偽紫)」とよばれることもあります。

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日本では古くから様々な色が使われおり、その色のイメージや染め方から特徴的な呼び方がされてきました。 色名の定義は様々ありますが、国際的な定義のひとつがJIS慣用色名です。


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参照元 日本産業規格『JIS Z 8102:2001 物体色の色名』