珊瑚色
日本の配色事典

珊瑚色 (さんごいろ)
Sango


HEX #FF8990
RGB RGB(255, 137, 144)
HSL HSL(356, 100%, 77%)
色合い 明るい赤
マンセル値 2.5R 7/11
CMYK CMYK(0, 46, 44, 0)
PCCS記号 lt-R

珊瑚色は、JIS色彩規格に規定されている慣用色名のひとつで、明るい赤と定義されています。

珊瑚色は、珊瑚(サンゴ)に由来する色名です。とくに珊瑚を砕いた顔料がこの名前でよばれます。珊瑚の種類により、明るい赤色や黄みがかった赤色、ピンクに近い赤色など様々な色合いをもちます。英名にコーラルレッドがあります。

珊瑚は表皮を研磨することで、艷やかな色合いをもつ宝石となります。鮮やかな濃い赤色をもつベニサンゴは、真珠のような艶やかさと、ルビーのような鮮やかな赤を併せ持っており、国内外問わず多くの人を魅了しています。また、日本産の珊瑚にみられる淡いピンク色は「エンジェルスキン」とよばれ、江戸時代ごろに海外で高い価格で取引されていました。

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日本の伝統色 (JIS慣用色名編)

日本では古くから様々な色が使われおり、その色のイメージや染め方から特徴的な呼び方がされてきました。 色名の定義は様々ありますが、国際的な定義のひとつがJIS慣用色名です。


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参照元 日本産業規格『JIS Z 8102:2001 物体色の色名』